コメント欄で教えていただいた『不思議ナックルズvol.13』(ミリオン出版)を読んだ。
最初は秋庭先生を冷やかしておこうと思っていたのだが、実際に秋庭先生のインタビューを読んでみて、ちょっと考えが変わった。
インタビューをしたのは、大泉実成さんというノンフィクションライターである。
『不思議ナックルズ』というのは、「不思議」という言葉の通り、心霊だの陰謀だの都市伝説だのと、「ネタ」をもっともらしくまとめた雑誌である。信憑性など微塵もない。
そこに大泉さんのようなライターが登場することが、まず異色だと思った。著名とまで言っていいか分からないが、無名の若手ライターとは一線を画した人物であることは間違いない。
掲載している雑誌が『不思議ナックルズ』だから、雑紙の性格に合わせたデフォルメを行っているものの、その目は冷静だ。
確かに秋庭俊という人物に対する誤解は多々あるが、これまでの無名ライターたちとは違い、決して秋庭ネタを安易に垂れ流すことをしていない。
そして、インタビューで迫ったのは、地下の真実ではなく、秋庭俊の「父親」としての日常である。
「秋庭俊〈職業=ジャーナリスト〉の孤高なる戦いの日々 インタビュー・ルポ “異能者”たちの日常」
誕生年の誤植は、ご愛敬だろうか。
ひと味違うなと思った。
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