朝倉総理は何故ヤンクミより支持率が低いのか?
どうやら、視聴率はあまり伸びていないようだ。木村拓哉で数字がとれなくなったら、テレビは本当に、芸人の一発芸しか放送しなくなってしまうだろうな。
フジテレビ系『CHANGE』
実は、案外うまく出来ているドラマだと思っている。
これまでの政治ドラマは、キャラクターも、設定も、何もかも、陳腐なものが多かった。それと比べたら、映像としてのリアリティーは、ある一定確保していると思う。
木村拓哉まで起用して、それなりのリアリティーを確保して、それでも数字がとれないのは、たぶん、現在の政治との乖離があまりにも甚だしいからだと思う。
このドラマに登場する朝倉総理は、キムタクそのものだ。
もしもキムタクが総理になったら、という発想だから、どこまで演じても、キムタク以上でも以下でもない。
キムタクは、まったく演じていないのだ。
これは、キムタク主演のドラマ全般に共通していることではあるが、キムタクがキムタクをやっているだけで、キャラクターも設定も、あまり関係ないドラマなのだ。
日本人はキムタク大好きだから、これまではそれでも通用したのだろう。
ハッキリ言って、この人は大根役者だし、キムタクという前提なしに普通の劇団に入ったら、まったく目立たない脇役しかできない。
西村京太郎で言えば、十津川警部みたいなもんだ。
西村京太郎の小説を読んだ人は分かるだろうけど、十津川警部は、キャラクター設定が貧困だ。リアクションに特徴がなく、のっぺらぼうなのだ。
キムタクは、彼自身のキャラクターに特徴はあっても、彼が演じるキャラクターもやはりキムタクでしかない。
だから、明けても暮れても、キムタクで、ドラマの筋書きが見えてしまう。
キムタクが料亭で、野党の党首に札束ちらつかせながら芸者遊びで接待するなんてドラマ運びはありえない。
まあ、当たり前っちゃー、当たり前だが、そのキムタクらしい健全ぶりは、ドラマを観る前から分かり切っていることで、ドラマを観たからといって、大したカタルシスを味わうことができないのだ。
キムタクがキムタクなりに葛藤して、いかにもキムタクらしい結論を出したからといって、視聴者は喜ぶだろうか。
これは、『ごくせん』のヤンクミとは決定的に異なる。
『ごくせん』も確かに予定調和だが、仲間由紀恵が演じるヤンクミは、『ごくせん』でしか観ることができない。それは、水戸黄門の印籠みたいなもんで、そこに視聴者はカタルシスを感じて、満足する。『ごくせん』でしか味わえないものがある。
朝倉総理は、別に検察官でもいいし、弁護士でもいいし、警察官でもいいし、何でもいいのだ。たまたま総理だっただけで、何を演じたとしても、キムタクでしかない。
今回、素材が政治だっただけに、視聴者のハードルは高かった。
日本人は、この間、もう、イヤって言うほど政治家の汚さを痛感している。朝倉総理のようなきれい事が通らないことを知っているし、国民的大人気の政治家が実は腹黒いということを、思い知らされている。
日本人が渇望しているのは、キムタク総理ではないのだ。
映像としてのリアリティーを維持したのに、キムタク自身が政治のリアリティーを表現しきれなかったところに、『ごくせん』に敗北した原因があるのではないだろうか。
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コメント
私は平塚市の者です。
江ノ島最近は行ってないです。
ごくせんには平塚出身のタレントさんも出演されてます。
あのちょっと太った方。金髪で。お名前がちょっと今。
又ブログの宣伝です。
永田町徒然草
あれ?宣伝済みでしたら済みません。
投稿 kikunoka | 2008年6月17日 (火) 09時05分
こんにちは(^-^)/
意外と近いですね。最近江ノ島は大混雑で、ゆっくりできません。
投稿 mori-chi | 2008年6月17日 (火) 12時08分