【秋庭俊先生応援企画】『帝都東京・隠された地下網の秘密』がトンデモ本って、マジっすか?1
オカルト界に激震が走った!
2002年12月に洋泉社から発売され、今日まで、地下マニアのバイブルとも言われた『帝都東京・隠された地下網の秘密』。世に出るや、瞬く間に信者を増加させ、多くの国民が、「地下鉄は、陸軍のトンネルの再利用なのではないか」と疑うようになった。2006年2月には、新潮文庫版として、再び全国的な地下フィーバーを巻き起こした問題作。今や、秋庭俊先生と言えば、地下の権威。地下を巡る政府の陰謀と戦う唯一のジャーナリストとして、その名をとどろかせている。だが…。
洋泉社は、Webサイトで、秋庭先生の一連の著作を「トンデモ本・サブカルチャー」の分類に入れていることが発覚した。
何気ない発見は、もしかして常識なのか。『地下網』の発行元が、秋庭本を「トンデモ本」と認定?(「そらめく日々」2007年1月28日)
洋泉社Webサイトの「トンデモ本・サブカルチャー」のジャンル検索
これまで、秋庭氏の著作は、ノンフィクションなのか、トンデモ本なのか、議論が分かれるところだった。オイラは、このブログで、何回も検証を行った結果、極めてトンデモ本に近いなという印象を持ちながらも、 「限りなく黒に近いけど」という限定付きで、グレーゾーンという判断を下していたつもりだ。いろいろなブログでも、数々の検証が行われたり、読後の感想が書かれていたりするが、「本当なのか?」と首を傾げる人は多いが、黒と断定する人は意外に少なかったのではないだろうか。
実際、昨年発売された新潮文庫版でも、必ずしも批判の声ばかりではなく、「おもしろい」と絶賛する声もあったことは事実なのである。
そんな矢先、秋庭系地下ブームの火付け役ともなった第一作目、その後も4冊の秋庭本を発売した洋泉社が、自ら「トンデモ本」を宣言してしまった。
世の中に、自分の会社が発行している出版物を、「SF」とか、「心霊」とか、「オカルト」というジャンル付をすることはあっても、「トンデモ本」というジャンルに入れることなんて、ありうるだろうか。そもそも、「トンデモ本」っていうレッテルは、第三者が与えるもので、自分で自分の書いた(出版した)本を、「トンデモ本」と表するって、何て自虐的なんだ。
オイラは、この数ヶ月を振り返ってみた。
秋庭先生の公式サイトにある「近況報告」は、昨年9月26日を最後に更新されていない。最後の更新は、こんな内容だった。
毎度、似たようなタイトルで恐縮ですが、『写真と地図で読む!帝都東京・地下の秘密』(洋泉社/1050円)が明日27日、出版されます。東京駅周辺の地下の謎に迫った作品で、長い間、あたためていた企画がついに形になったものです。十分楽しめと思います。よろしく。
そもそも、このときすでに異変は始まっていたのかもしれない。『写真と地図で読む!帝都東京・地下の秘密』は、これまで洋泉社から発行された他の秋庭本とは、趣が異なっていた。この本の中で、秋庭先生が書いている箇所は、最後の章だけで、他の章は別の書き手が書いた、いわば共同執筆のかたちをとっていた。このため、信者からも批判的な立場からも、「電波不足」という感想が聞かれたのだ。
『写真と地図で読む!帝都東京・地下の秘密』(洋泉社MOOK)を読んでみた(「そらめく日々」2006年9月28日)
これっきり、「近況報告」の更新はピタリと止まった。
長い間暖めていたのは、秋庭先生だったはずなのに、編集者も別の人物、秋庭先生はトリを務めただけだった。秋庭先生1人では持たない、という出版社側の判断だったのか。秋庭先生が書いた箇所以外は、「地下深いのはおかしい」「こんなところにあるのは疑問だ」と、首をひねるばかりで、それ以上踏み込まない。妄想ゼロ。秋庭本らしくない。
このとき、オイラは、ある妄想をした。
(1)秋庭俊先生が書いた内容では、本に説得力を持たせることができなかった。
(2)編集者が、この本を、「トンデモ本」にしたくなかった。
(3)「秋庭俊」の名前は、ただの客寄せ。
何かが変わったような気がした。
オイラは、このブログのアクセス数にも注目していた。この頃から、秋庭系地下ネタに関係するキーワードが、明らかに減ってきたこと、それと平行して、ブログ全体のアクセス数に陰りが見えてきたことに気づいたのだ。
秋庭系地下ネタでは、当時、30を越えるエントリーをアップしていた。いわば、オイラのブログの大黒柱だったのだ。
でも、オイラは、この時期に感じたのだ。
そろそろ、潮時かな。
オイラは、年内に秋庭系地下ネタに区切りをつけることを決意したのだった。
(つづく)
(関連記事)
【秋庭俊先生応援企画】『帝都東京・隠された地下網の秘密』がトンデモ本って、マジっすか?
2006年を振り返る【秋庭系地下ネタ編】(2006年12月29日)
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コメント
こんにちは
いつもお邪魔します。
あのー
電磁波はオカルトでは有りません。
家電や送電線(低周波)の害北鎌倉・鎌倉の携帯で
検索なさってみていただればお分かりかと・・
低周波は耳には聴こえないけれど直接脳や内臓もやられます。
キーンとした耳鳴りやかなきり虫や蝉の声にも似せて発射できます。
投稿 kikunoka | 2008年6月20日 (金) 16時16分
いつもご愛読ありがとうございます。
その通りです。電磁波そのものは、オカルトではなく、現実に存在するものです。電磁波が身体に及ぼす影響についても、科学的に解明できるものです。
問題は、電磁波が原因で起こっていない現象や身体の変化について、科学的な解明を行わずして電磁波のせいにする、これがオカルトです。
どんな出来事も、脳みそを使って考えて、ありのままに世界を認識する、何が起きたとしても、何故?と問う心こそが大切なのです。
投稿 mori-chi | 2008年6月20日 (金) 16時27分